こんにちは。
最近更新ブログ更新ペースが完全に遅くなってしましました(^-^;
10月からは少し仕事が落ち着くはずなので、ブログ更新ペースを上げていきます!!!!
さて、今月でマイホームに住んでちょうど3年になります。
本当にあっという間です(^-^;
今回は3年経ったということで、私が個人的に自宅で採用してよかったな~
と思う間取りを7,000ある内の5つに絞ってご紹介します!(笑)
初めにお伝えしておきますが、私に限らず住宅営業マンのごく一部には”家が大好き人間”が存在します!!
この種族の人達は普通の家を建てません!!!
今までに建てたことがなく、固定観念にとらわれないぶっ飛んだ家が大好物です♡
え~っと思われることもあるかと思いますが、是非ご参考にしてもらえたら嬉しいです!(^^)!
それではいきます!!
土地の形状
まず皆様に質問です!
土地の形状はこのような感じです。
東側に道路、それ以外の方角には隣地が建っております。
皆様ならどこに家を持ってきて、どこに車を置いて、どこにお庭を取りますか?
セオリー通りなら上のイラストのように、なるべく北側に建物を配置して、南側にお庭を確保!!
このようなカタチが無難で失敗しない間取りかなと思います。
しかし、この考え方では私達の種族は物足りず、全く新しい斬新な間取りをつくりたがります!
それが下記の5つです(*^^*)
コの字の平屋
コンセプトはコの字の平屋です。
配置はこのような感じです。
道路から見た外観です。
さきほどのイラストの配置図と比較すると、全く違う配置計画です(*^^*)
南側ギリギリまで建物がきています。
少し家づくりについて勉強された方からすると、
むむっ!!!??
どゆこと!!??
どんな間取り???
となると思います!(笑)
自宅公開
ここで皆様の疑問がたくさん生じてきたところで、
自宅を初公開です!!!
こんな間取りです!!!(^^)!
北側リビング
まずは北側にLDKがあります!!
え~~~っ!!??リビングは南側じゃないんですか?
北側リビングは暗いんじゃ、、、?
はい!!私も家を建てる前、会社の先輩方からそう言われてきました!
「絶対そのリビング暗いよ」って!!
そう思う気持ちもわかります。
ですが、私はいやいやそんなことはないはず!!
太陽の入射角や夏至や冬至の太陽高度、建物の高さ、お隣さんの家が大きな家が建った場合、いろんな計算を行い、間違いなくリビングは暗くならない!!!!
そう確信しました!!!
そして完成したリビングの写真がこんな感じです!
【北側窓から注ぐ光】
リビングは日当たりの良い南側に!!
だれが決めたのかはわかりませんが、そのような固定観念が存在します。
しかし写真の窓の位置はほぼ真北です。
しかもリビングに電気はつけておりません。
北側に大きな窓をとった実例は非常に少ないので、リビングは南側という固定観念を覆す写真ではないでしょうか?
固定観念は家づくりにおいて、可能性を縮めてしまいます!
南側にお庭はとらない
お庭は日当たりの良い南側に!
これも完全に固定観念です!
日当たりの良すぎる南側で、お庭BBQは暑いです!
パラソルなどで日陰の場所が必要です。
しかし家のカタチをコの字にして、真ん中にお庭を配置すると、こんなイメージです!
座るところは屋根の軒が陽射しをカット!!
中庭は日当たり◎
【リビングからの景色】
きちんと日が射すところと、暑い陽射しを守ってくれる日陰のスペースを確保できます。
コの字の平屋であれば、アウトドア用のチェアに座っても、直射日光は避けられます(*^^*)
風が当たると気持ちがいいです。
公園の大きな木の下でピクニックをする感覚です。
家の中でそれが可能って素晴らしくないですか?!(^^)!
長い廊下
LDKから寝室や子供部屋、お風呂に通じる長い廊下です。
ここはリビングの落ち着いたイメージとは真逆の真っ白なテイストです!(^^)!
ここは妻のアイディアです。
私も完成するまでどうかな~と思ったのですが、素晴らしい出来映えです!(^^)!
一番のお気に入りポイントかもしれません!(笑)
余談ですが、「中廊下」と「外廊下」という言葉があります。
中廊下とは
マンションやアパートのような廊下を挟んで両側に部屋がある廊下のことです。
外廊下とは
日本家屋や旅館にあるような廊下の片方は居室、片方は外に面している廊下のことです。
中廊下はアパートやマンションのイメージが強いですが、
外廊下をつくることは贅沢な空間だなと思います!(^^)!
私個人的には好きですね。
廊下の考え方
最近では廊下は極力無くして、効率の良い動線を作る方がコストも下がって良い!!
という考えが主流です。
その考えを否定する気は全くありませんが、私個人的には廊下が好きです!(笑)
よくある平屋の例を挙げると、
リビングを中心に玄関、寝室、子供部屋、水回りに行ける動線が多く、
良く言えば「どこへ行くにもリビングを通り自然と家族が集まる家」となります。
しかし、逆に言えば、 「どこへ行くにもリビングと隣接している」ということです。
2階建てならリビングが1階、寝室や子供部屋は2階と階が分かれてプライベートな空間をつくってあげられます。
ですが平屋の場合、リビングのすぐ横の扉を開けると寝室、子供部屋となり、プライベートな空間と呼べるのかは人それぞれの価値観でしょう!
平屋を建てるとき、そこが寝室や子供部屋になる可能性があります。
ですが、リビングから廊下を挟んで寝室、子供部屋へ行ける動線ならプライベートな空間をしっかりとつくることができます。
またデザイン的にもリビングを見渡すと扉だらけになる!!
ということも防げます(*^^*)
家事動線は気にしない
私の間取りはキッチンと洗面所は全然近くないです!
むしろ遠いです!(笑)
家を建てるなら家事動線は大事!!
とそれが常識になっています。
それも否定する気も全くありませんが、キッチンと洗面所が近いことで、どのくらい大きなメリットがあるでしょうか?
- 今では皿洗いは食洗機が当たり前
- お風呂の浴槽は自動沸かし機能が当たり前
- 洗濯物は夜に室内干しをする方が増え、ドラム式による乾燥機能も充実
- お風呂とキッチンで通話もできる
家事動線が近いに越したことはないかもしれませんが、本当にキッチンと洗面所への家事動線は優先順位は高いでしょうか?
大豪邸に住んでいるのなら話は別ですが、少し家事動線が離れていても数歩(数秒)の差です!
上からの図面だけだと見えてこない部分もあるはずです。
この固定概念をなくすことで、もっと間取りに選択肢の幅が広がります!!(^^)!
ちなみに私はこのキッチンと洗面所の距離でも何も困ったことがありません。
むしろ、お風呂が一番家の奥にあるので、離れの感覚でとてもいい感じです!(^^)!
まとめ
如何でしたでしょうか?
固定概念を取っ払ったこの考えに少しでも共感してくれる方がいたら嬉しいです!(^^)!
もう一度私がやって良かったなと思う間取りをまとめると、
- コの字の平屋
- LDKは北側
- 南側にお庭はとらない
- 長い廊下
- 家事動線は気にしない
以上の5つでした!
もちろん考え方は人それぞれですし、家づくりに正解はありません。
しかし、凝り固まった固定観念が選択肢の幅を縮めてしまい、結果的に建売のような無難な家になってしまいます。
せっかく注文住宅で建てるのなら、その土地と自分たちのライフスタイルに合った家づくりをしていきましょう!!
そのような”家が大好き人間”の営業マンと出逢えたらきっといい家ができると思います(*^^*)
コメント