こんにちは。
先日は長女の卒園式でした(^^)
4月から小学生
妻は卒業式で号泣。
子供の成長って本当にあっという間なのですね!
さて、今回は間取りチェックポイント9選ということで、住宅会社さんから提案された間取りで確認すべきポイントをまとめました。
本当は9つどころか7000個くらい考えたのですが、その中から厳選して9つに絞り込みました。
家の規模や会社によって違うところもあるかと思いますが(^-^;
それが良いとか悪いとかではないのですが、正直レベルの差がありすぎです!
結局どこのハウスメーカーで建てるのかが大事ではなく、誰と建てるのかが大事になってきます。
そこで今回はハウスメーカーから提案を受けた間取りで必ず確認すべきポイントを9つご紹介。
かなり多いので、さくさくっといきます。
収納量は足りそう?
素敵な家事動線やリビングの広さに目を奪われて、ファンタジーの世界に連れて行かれていないですか?(笑)
一旦現実に戻って収納量を考えてみましょう!
リビング
ごちゃごちゃなりがちなリビング。
特に子供のおもちゃはどこに収納しますか?
郵便物や薬、ペンなどの文房具など収納するところはありますか?
玄関
家族一人一人が何足靴を持っているのか数えることも大事です。
また玄関に収納すべきものは靴だけではありません。
BBQセットや傘、子供の砂場遊び道具、ボール、3輪車、キックボード。
それぞれどこに入れますか?
それ以外にも家の中をスリッパで生活する人はそのスリッパ置く場所ありますか?
洗面所
最近洗面所と脱衣室をわける間取りが多いですが、洗面所の収納足りていますか?
歯磨きやシャンプー、洗剤のストックだけではありません。
家族全員分の下着やタオル類はどこに収納しておきますか?
来客を意識しすぎた、ホテルのような洗面所を目指しすぎていませんか?
普段の生活の方が大事です!
しっかり考えていきましょう。
ダイニングキッチンは明るさは取れている?
いつも言っていることですが、リビングよりダイニングキッチンを窓の近くに配置して、日の光を入れましょう!
家族が全員集まる場所は家の中でダイニングだけです。
お庭でBBQするときもダイニングキッチンが近い方が絶対便利です。
お庭に出るとき、ウッドデッキかタイルテラスはついている?
ときどき予算削減のためなのか?
お庭に出る際にウッドデッキもタイルテラスも無い間取りを見かけます!
絶対にやめた方がいいです!
お庭がほとんどない、もしくはお庭に出ないと割り切れば問題ありませんが、一般的には1階の床からお外のお庭まで高さが約50cm~60cmほどあります。
結構高いんですよね(^-^;
小さいお子様だと少し危ない気はします。
なので、ウッドデッキやタイルテラスを設置して、1クッションつけましょう!
ダイニングテーブルのサイズを測ってみましたか?
家具のレイアウトされた間取りを見ることが多いと思いのですが、そのダイニングテーブルのサイズ何cmになっていますか?
実際に他メーカーさんであった事例です。
キッチン横にダイニングテーブルを配置しているのですが、注意点は何かわかりますか?(^^)
一般的に4人掛けのダイニングテーブルを配置しようと思うと、幅が1m50cm~1m80cmは欲しいところです。
しかしこの図を見ると、、、
通路部分を考えると幅は1m50cmがマックスです!!
ギリギリ4人掛けのテーブルは入りますが、
これ以上ダイニングテーブルを大きくしようにも、幅が足りません。
この場合、事前にお客様にご納得いただけていれば問題ありませんが、引越しのとき持ってきた家具が入らないとなれば、事件です!
家具の寸法は事前に設計士に伝えておくことをオススメします。
ムダな空間はない?
無料画像から取り出してきた間取りです。
こちらの平屋の間取り、LDKにもったいないスペースがあります。
どこかわかりますか?
正解はこちら!
ソファを窓際に配置したら、その窓はもう出入りができません。
この場合、窓計画か家具の配置をもう一度考えた方がよさそうです。
ムダと捉えるか、ゆとりと捉えるか、
考え方はそれぞれですが、もったいなく感じてしまいます。
私なら、こうします。
テレビがあったところはリビング収納にして、テレビを寝室側に持ってきます。
そしたら、LDKのカタチはきれいな長方形になりますし、ダイニングからもテレビが見れて、不足しがちなLDKにも収納スペースが増えます。
間取りに正解はありませんが、
なるべくムダの無い間取りを目指しましょう!
リビングのカーテン気兼ねなく開けられる?
リビングのカーテンを開けた先に見える景色は何ですか?
道路ですか?お隣さんですか?
最近はオープン外構になったため、
昔みたいに塀もなければ、生垣も少ないです。
なので、せっかく大開口の窓をつけたとしても、
外からの視線を気にして、カーテンを
閉めっぱなしの生活となってしまいます。
それでも良いという方もいらっしゃると
思いますが、せっかくならカーテンを
気軽に開けられる家がよくないですか?
間取りにばかり目を奪われず、外とのつながりも考えていきましょう!
階段1820×1820の廻り階段になっていない?
1820cm×1820cmで上り下りする階段を私は鬼階段と呼んでいます。
建売とかに多い階段なのですが、
坪数を抑えるためにこのサイズでつくると
確かに便利がいいんですよね?
間取りをつくる側の人からすると、
作りやすく、使いたくなる階段なのですが、
折り返しのところが危ないんです!!
土地が狭小地なら仕方ない部分はありますが、事前にお客様に階段の安全性について説明をしておくべきかと思います。
そのシューズクローク人が通れる?
これも実際に見たことのある大手ハウスメーカーがご提案していた間取りです。
最近流行の2Wタイプのシューズクロークですが、ときどき見かけるのがこの間取り。
何を注意しなければならないか、
わかりますか~?(^^)
一見シューズクロークの中も歩けるような幅がありそうですが、有効サイズを測ると約50cmです。
肩幅ギリギリアウト状態で、人が通れなくはありませんが、おそらく毎日ここから出入りするのは大変な気がします。
私なら2日目から普通に玄関で靴を脱ぎます!(笑)
この玄関をご希望されるのなら、せめて通路幅と同じ80cm幅は欲しいところです。
エアコンはどこに設置できる?
これ本当によくある話ですが、エアコンをつけれる箇所がない間取りが多すぎます!!
なぜそんなことが起きるのかというと、エアコンは設置できても、室外機を置くスペースがないことがあるのです。
八方塞がり状態です!
ただ、別途費用も発生し、建物工事中にエアコンのダクトも施工するため、そのハウスメーカーからエアコンを購入しなければなりません。
契約前に気づければいいいのですが、知らずに後からエアコンの隠蔽配管費用が必要となると、あまりいい気はしないですよね!?(^-^;
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まとめると、注意すべき9つのポイントは、
- 収納量は足りているのか?
- ダイニングキッチンの部屋の明るさは足りているのか?
- お庭に出るとき、タイルテラスかウッドデッキはついているのか?
- ダイニングテーブルの家具寸法は測っているのか?
- ムダな空間はないか?
- リビングのカーテンは気兼ねなく、開けられるか?
- 階段は1,820×1,820の階段になっていないか?
- シューズクロークの幅は確保できている?
- エアコンと室外機を設置できるスペースはあるのか?
以上です。
今日は少し中級者向けの話だったかなと思いますが、ぜひご参考にしてもらえたら、嬉しいです(^^)
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