こんにちは!
今回は今から10年後の2030年頃に主流になるであろう間取りについてご紹介いたします。
ご紹介すると言ってもあくまで私の予想です!(笑)
話半分で聞き流して下さい!(^^)!
時代とともに変わる間取り
日本の間取りは時代とともに変化しつつあります。例えば40年~50年ほど前は広い庭に駐車場は1台~2台、ダイニングとキッチンは一緒の空間ですが、リビングは扉を挟んで別の部屋が主流でした。また客間用の和室があり、廊下が長く、縁側がある!そんなイメージでしょうか?
そして築20年~30年ほどの家は、総2階の家が主流になりました。対面キッチンが当たり前になり、リビング、ダイニング、キッチンが1つの空間として繋がり、キッチン横には家事動線として洗面所、そして浴室、2階には洗濯物を干すためのバルコニーを設置。お庭は植栽で色鮮やかに囲み、駐車場は2台は確保する。そのようなイメージでしょうか?
そして今主流の間取りとは何かと言いますと、お庭は少しだけ、植栽はいらない、駐車場は3台、家事動線は大事、寝室1部屋、子供部屋2部屋、4,5帖の和室が1部屋、理想は平屋!
もちろん皆様お考えや価値観は違うと思いますが、大なり小なり当てはまる方は多いのではないでしょうか?
比較基準となる家
時代を振り返って1つ間違いないことは皆様が今家を建てようと間取りを考える際、ご実家を基準に考えるということです。
今!家を建てようとご計画される一番多い世代は恐らく20代後半から40代前半の方々でしょう!
その方々のご実家は築20年~30年くらいが多いと思います。そのご実家を見てよかったこと、嫌だったこと、大変そうだったことを思い返して、今私が家を建てるならと置き換えて間取りを考えられると思います。
例えばよくある話で、今ご実家の2階を誰も使ってないとしたら、子供が巣立ったら2階は使わないから平屋がいいな!という考えに至ると思いますし、ご実家でのお庭の手入れが大変そうだったからお庭は少しBBQができる程度でOK!その分駐車場を広く取りたいな!という考えもあると思います。では今から10年後どのように間取りが変わるのかご紹介していきます。
2030年主流になる間取り
- リビングにテレビを置くという概念がなくなる
- 南側にリビングを持ってくるという概念がなくなる
- 駐車スペースは各家庭1台になる
- 和室の文化は完全になくなる
- 家事動線という言葉は死語になる
細かく伝えるとまだまだたくさん出てきそうですが、中でも驚きがありそうなところをピックアップしてみました。
この5つのことを予想した背景と理由は以下の3つです
- 10年後に流行る家は今の築10年~20年の家から考える
- AIとIOT、5Gの急加速
- コロナ後に変わる生活スタイル
詳しく解説します。
リビングにテレビを置くという概念がなくなる
〔出典:SONY〕
これはテレビというデバイスがなくなるのではないかと予想します。
理由は5GとYouTubeの急加速です。スマホやVRゴーグルなどが進化していき、10年後にはテレビというデバイスがなくなり、テレビに変わるほかの何かでテレビを見る時代に入ってきます。
すると今までテレビをどこに置くか?間取りを考えておりましたが、その必要は今後なくなります。一緒にソファにくつろいでテレビを見る習慣もなくなります。
南側にリビングを持ってくるという概念がなくなる
この理由は2つあります。
1つ目は今の一軒家を見てみると20年~30年前と比べて家を建てる敷地の広さが狭くなっています。そして、リビングは日当たりの良い南側に配置するという常識があるため、南側にリビングを持ってくると道路からの視線が丸見えのため、カーテンのレースを日中でも閉めている家庭は非常に多いです。
その家庭で育ったお子様が大人になって家を建てる際に思うことは「どうして南側にリビングを持ってくるのですか?」という質問が出てきます。今ではそんな質問はまず聞こえてきませんが、10年後にはその質問が常識になってきます。
思い出してみて下さい!私達の祖父や祖母の家も必ず南側にリビングがありましたでしょうか?そうではないですよね?つまり南側にリビングという常識はここ最近の話なのです。
ではリビングはどこに持ってくるのかというと、視線が気にならないのならそのまま南側だと思いますが、土地の形によっては私なら北側に外からの視線が気にならない高い位置に大きな窓を設置してリビングを北側にもってきます。
「暗くならないですか?」
と質問がありそうですが、日中カーテンのレースを閉める南側のリビングよりは安定した光が常に入ってきて、日差しも眩しくなく外の様子も常に伺えるため、北側リビングの方がよろしいかと思います。
別の視点からもっと突っ込んだ記事も書いております!(^^)!
2つ目の理由は先ほどのテレビの話とも関係してくるのですが、リビングで何をして過ごすのか?ということです。
テレビを見なくなった10年後の生活でリビングにあるソファはテレビを向いていません。では10年後のリビングはどうなるのか?というとフレキシブルな大空間が求められます。
テレワーク、学校の宿題、テレビに変わる何かを見るスペース、VRゴーグルによる視聴、体験、体感できるスペース、などなどライフスタイルによって自由に使い方を変えることのできる空間が家に求められます。
これらをまとめると、必ずしもリビングを南側に配置する常識はなく、安定的な光が入る北側でも、フレキシブルな空間が配置できそうであればOK!!
ということになります。
どうでしょう?馬鹿げてますかね?(笑)
共感して頂けた方は是非続編もご覧下さい!
次回続編です。
今回の記事を参考にした本です。
是非ご覧下さいませ!(^^)!
2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ [ ピーター・ディアマンディス ] 価格:2,640円 |
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