住宅業界はお客様と接する時間が長く、金額も非常に高いことから家が完成したときのお客様の満足度と私達の達成感は大きいものです!(^^)!
お客様のお引き渡しが終わると達成感で毎回ホッとします!(笑)
私達の仕事はミス1つ出ないように細心の注意を払いつつも、感動して頂けるように求められる以上のことを目指すべきだと思います。
私もマイホームを建てて思いますが、完成したときの満足度が高いと住宅ローンを払うことが苦でなくなります。
ただその反面、トラブルに関しても非常に注意が必要です。
私もこの仕事を約8年間くらいさせて頂いておりますが、もちろんお客様とのトラブルが全くなかったということはありません。
理由は様々ですが、根本はほとんど私達の責任です。
今回は私が実際に体験したトラブル内容を含めて現実に起こりうるトラブルや、その対策についてもご紹介できればと思います。
今回かなりの超大作になりそうですので、PART1からPART3までの3部構成で書かせて頂きます。
地盤補強費問題
一度契約前に確認すべき3つのこと!というテーマで考察させて頂いたことがありますが、非常に多い問題の1つです。
ここでのよくある問題は、営業担当が地盤補強費用の予算組みを契約前に取っていない、もしくは予想以上の地盤補強費用が掛かってしまった!
この2つのケースが考えられます。
そもそも地盤補強費というものはその土地の地盤が弱ければ、地盤によって杭を入れるなど補強が必要なケースが出てきます。杭を入れるとなるとその費用は、100万円を超えてきます。これは地盤の調査をしなければ地盤補強費用が必要かどうかはわかりません。
契約前に事前に調査できれば良いのですが、調査には約3万円~4万円費用が発生しますし、状況によっては簡単に調査できなかったりします。(造成前の分譲地だったり、まだ建物が建っていたり、売主様がまだその家にお住まいなど、、、そのようなケースのときは調査が難しいかもしれないです。)
つまりハウスメーカーとの契約前に地盤補強費が必要かどうかわからないことがあるのです。
ここで大事なことが事前に調査できない場合、営業担当がどうしているのか?です!!
いい営業担当はきちんと100万円~150万円予算取りをしております。
つまりお客様にお出しするお見積り書、資金計画書に地盤補強が必要な前提で話を進めます。
ただ中には、金額を安く見せるためや、契約を取るために「地盤補強費に関しては契約後調査して地盤が弱かったら別途金額がかかりますよ」とだけ告げて、予算組みをしていない営業担当もいます。
そして調査後、蓋を開けてみると、「地盤が弱かったので、150万円別途追加発生しますね!」と言われます!
そりゃ問題になりますよね?(笑)
「そんな急に言われても聞いてないし!」ということになってしまいます。
ここでのトラブル防止の対策方法としては、2つです。
・何とか地盤調査できないか営業担当に相談する! ・営業担当にしっかりと予算を組んでもらう!
以上になります。
私も調査をまだしていないのであれば必ず予算組みをします。ここでの予算取りをすることで、結果的にお客様への満足度が絶対に変わります。
余談ですが、地盤補強に限らずご契約の打ち合わせで金額が上がっていくと家づくりが楽しくなくなることがあります。
「また金額が上がってしまった、、、」と!
段々憂鬱になってきます。
このことに関してはこちらの記事からご覧下さい!!(^^)!
地盤補強費は初めから入れておくと補強がかかった際のメンタルダメージが全然違います!(笑)
私の失敗談
私が入社2年目のときの失敗談なのですが、当時4区画ほどのミニ分譲地があり、4区画とも私たちの会社でないと建てられない土地、いわゆる建築条件付きの土地がありました。
そのうちの1つの土地を私のお客様が買って頂いたのですが、すでにお隣の土地が地盤調査を行っていたのです。その土地のデータを見ると地盤は強く補強費はかからない土地でした。
私は隣の土地の地盤が強いから私のお客様の土地も強いだろう!と思い、お客様にもその旨を説明し、地盤補強費の予算組みを取っておりませんでした。
結果、、、補強費は120万円必要になりました。
私はお客様へ謝罪をして、ご了承いただいたのですが、本当に申し訳気持ちでいっぱいで、非常に反省しました。
この話から皆様に伝えたいことは、例えお隣さんの地盤が強くても、以前この土地が切土の山だったとしても、近隣データが強かったとしてもあくまで可能性だけの話であって何の根拠にもならないということです。
この経験から私は必ず地盤補強費の予算取りを行うことにしました!
このようなことにならないように是非契約前に確認しておきましょう!
コメント