こんにちは。
最近自社の新しい住宅展示場がオープンしたのですが、出来栄えが素晴らしすぎて感無量でした!(^^)!
下の写真なのですが、インスタ映え映えな写真ですので、1ショットだけアップします(^^♪
キッチンハウスさんのキッチンです。
このキッチンの魅力だけで3記事くらい書けそうですので、また近々独自の目線でアップします(^^♪
さて今回はSNSで最近人気のハイドアについてです。
ハイドアとは!?
そもそもハイドアとは何ですか!?
という方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明します。
ハイドアとは床から天井まであるドアのことです。
下の写真を見比べてみて下さい。
ドアの種類は違いますが、真ん中にガラスが入っているドアがハイドアです。
一般的なドアは天井から少し壁が下がってきて(下がり壁)ドアがあります。
今お住まいのドアを見てみて下さい。
下がり壁があるはずです!
このドアが床から天井まであるとスッキリして非常にオシャレに見えます。
また部屋も広く感じることもできます。
このスッキリとした開放的なハイドアが最近流行っておりますが、今回はハイドアのデメリットや注意点などをメインにご紹介します!
コストアップにつながる
お察しはつくかと思いますが、一般的なドアよりも高さがある分ドアの金額は上がります。
ドアの種類にもよりますが、同じ扉の種類なら1枚 5千円から2万円ほどプラスになるイメージです。
ガラス付きのドアになると5万円ほど上がる可能性も十分あります。
家の中のどのドアまでをハイドアにされるか次第ですが、塵も積もれば山となるです!
コストアップには気を付けましょう!
扉の種類が少ない
一般的なドアに比べてハイドアは種類が少ないです。
自社の扉の種類で比べても一般的なドアの方がハイドアより5倍ほど扉の種類があります!!
“選べる選択肢”という点では一般的なドアの方が勝っているのかもしれません。
遮音性が劣る
ハイドアの開き戸はドアの上に上枠がありません。
この青で囲んだ部分です。
次に一般的なドアを見てみます。
さきほどのドアの上枠があるのかチェックしてみます!
むむっ!!確かにあります!
この上枠についているクッション材が音の軽減をしてくれています。
ハイドアになるとこの上枠がついていないケースが多いので、
引き戸の場合天井にレールがくる
これは良し悪しあるのですが、
メリットとしてはレールが目立たないということ。
たとえば一般的な引き戸は下の写真のイメージです。
引き戸の扉を吊っている上枠が見えますよね?
この上枠がなくレールが天井埋め込みになることがほとんです。
最近では高天井ブームになっていて天井高を2,6mや2,8mなど高くしてLDKを広く見せる住まいが多くなりました。
ただハイドアは現状2,4m以上の天井高に対応している扉が少ないので、LDKの天井を高くして、なおかつ引戸をご希望される場合は注意です。
開き戸にするかハイドアを諦めるか、天井高を2,4mに下げる必要があります。
天井のクロスを変えると縁が切れない
私の家のリビングは天井のクロスを黒っぽく変えています(^^)
さきほどお伝えしたように開き戸のハイドアは上枠がないので、リビングの天井クロスが他の部屋まで途切れることなく続いてしまいます。
私が自宅を建てたときも打ち合わせ中にこのことに気づき、
仕方なくハイドアにあえて上枠をつくり、クロスの縁を切りました。
上の写真のイメージです。天井の黒いクロスと白いクロスの間に白い上枠がついていると思います。
私のときは上枠を入れることで解決しましたが、天井のクロスを変えることと、開き戸のハイドアの組み合わせは注意が必要です。
他の扉も合わせないと違和感が出る
ハイドアを見てしまうと上の写真のようにそれぞれの扉の高さが違えば、ハイドアになっていない、天井高もバラバラになっていると違和感を感じ始め、全部高さを揃えないとモヤモヤするようになってきます!(笑)
美しい家をつくる上では大事なことですが、扉の高さを揃えるこに意識しすぎると家づくりの本質がズレてしまうこともありますので、ご注意下さい!
気にしすぎ症候群に陥る
4年ほど前まさに私がこの気にしすぎ症候群に陥りました。(笑)
SNSでハイドアにすべきだ!みたいな投稿が多いからといって、無理にハイドアにする必要もないと思いますし、洗面所や寝室など個室や水回りまでこだわる必要はありません。
玄関やリビングなど普段生活をする空間だけは意識してその他はほどほどにしておきましょう!
「ハイドア=かっこいい家」とは限りません。
まとめ
ハイドアに限らずですが、デザイン性と機能性は相反するものがほとんです。
デザイン性の良いものは機能性が欠け、機能性が良いものはデザイン性が劣ります。
自分たちがデザイン性重視なのか機能性重視なのかを考え、自分たちに合った家づくりを目指していきましょう!
ちなみに私はデザイン性重視で妻が機能性重視と真っ向から対立しました!(笑)
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