こんにちは。
最近人気の間取りのひとつに洗面所と
脱衣室をわける間取りについて考察します。
私が担当させて頂いているお客様でもここ
半年で約半数のお客様が洗面所と脱衣室を
わけたいとのご要望がございました。
そこで今回は洗面所と脱衣室をわける上での
メリット、デメリットについてご紹介させて
頂きます。
洗濯動線が楽!
やはり共働き世帯が増えているこの時代に
おいて洗濯物を干す時間帯について「いつ
洗濯物を干しますか?」と質問すると大体
の方が、
「夜みんながお風呂に入り終わってから
洗濯機を回します」と答えられます。
つまり夜中に外に出て洗濯物を干す習慣がある
方は少ないでしょうからおそらく室内干しか
乾燥機がほとんどだと思います。
問題はその洗濯物をどこに干すのか?という
ことです。
寝室や和室に洗濯物を干すという案がござい
ますが、脱衣室に洗濯物を干すスペースがある
と洗濯機から洗濯物を取り出しそのままその
脱衣室内で洗濯物を干すことができます。
さらに脱衣室に除湿器やサーキュレーターなど
設置すれば夜中の内に洗濯物を乾かすことが
できます。
さらにさらに毎日使う下着類やタオル類を収納
できるスペースが脱衣室にあると、、、
洗濯物を回す→干す→畳む→しまう→着ると
いう動線が脱衣室だけで行うことができ、
究極の家事動線が成立します。
来客があった場合でも洗面所に生活感が出にくい!
上記のような間取りみたいに洗面所から
脱衣室とトイレに行ける動線も有りだと
思います。
来客があった際に洗面所とトイレを借りる
ことはあると思いますが、洗面所は生活感が
出にくく、お客様も気兼ねなく洗面所と
トイレを使えます。
家族の誰かが入浴中でも気兼ねなく洗濯物を使える!
思春期の女の子がいらっしゃるご家庭では特に
そうかもしれませんが、ご家庭の誰かが
お風呂に入っていても歯磨きなど気兼ねなく
できますし、朝シャン派の人も朝の洗面所の
取り合いの時間帯に人が被らないので、安心
です。
- デメリット
延床面積が増えるためコストが増える
これくらいかと思います!
ただ個人的には脱衣室の広さは1,5帖~2帖
くらいあれば十分と思いますし、その分
洗面所の広さは洗濯機を置かなくていいので、
多少洗面所を小さくしても問題はないかと
思います。
結果的に広がる帖数はせいぜい1帖くらい
かなと!
建築費換算ですと20万~30万円くらいかと
思いますので、一生のことを考えると脱衣室を
つくるという選択肢も有りなのかなと思います。
一生に一度のすまいづくりですので、是非
ご検討頂きたい間取りの1つだと思います。
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