こんにちは!(^^)!
皆様がマイホームのご計画をされる際に多いケースとしてリビングや玄関、そしてキッチンなどの設備機器にはお金を投じることはあると思いますが、寝室は基本的に寝るだけという理由からあまり寝室へのこだわりを持たれている方は少ないかなと感じます。
「そりゃ~予算に限りがなければお金かけますよ!!」という声が聞こえてきそうですが、(笑)
今回はそこまでお金をかけることなく、皆様の睡眠の質を上げる寝室の作り方について3つご紹介させて頂きます!
寝室の天井を高くする
睡眠の質を上げるのに寝室の天井を高くする???
どういうこと!?
と思われるかと思いますが、これには医学的にきちんとした理由があります。
睡眠の質を上げるには酸素が大切です。当たり前の話ですが、人間は酸素を吸って二酸化炭素を吐き出します。寝室内の酸素が減り、二酸化炭素が増えてしまうと、酸素濃度が低下して睡眠の質を下げてしまいます。今の住宅では24時間換気システムによってある程度は室内の空気を入れ替えてくれますが、寝室の天井を高くすることで、面積は一緒でも容積が増えます。
結果的に室内の酸素を増やすことにより睡眠の質を上げる事にも繋がります。
スポーツ選手などが利用する酸素カプセルと似た理由ですね(*^^*)
酸素カプセルの効果も疲労回復効果があり、体内の酸素が増えると疲労の原因となっている血中乳酸の分解がすすみ、細胞のエネルギー生産効率が上がることで、疲労回復に役立つようです。
また美容面ではリパーゼと呼ばれる脂肪分解酵素の働きを高めることで、ダイエット効果も期待できるようです。
ただ寝室は天井が低い方が落ち着くという方もいらっしゃると思います。そういう方はこの写真のようにベッドの真上だけ天井を下げてあげたりすると良いです!!
照明計画を考える
こちらの記事にも近しい内容を書いておりますが、寝室での照明計画は大事です。
例えば寝室からライトアップされた中庭が見えるような配置計画などはいかがでしょうか?
お休みになる前に少しお庭で夜風に当たるも良し!視線が気にならない土地であればカーテンを開けっぱなしでライトアップされたお庭を見ながら寝られても朝日が昇るのと同時に目を覚ますこともできます。
そして寝室につける照明はダウンライトやシーリングライトではなく、間接照明もしくはブラケット照明のこの2択です!
間接照明はベッドに横になったときに上を見上げても直接光が目に入ってこず、眩しいないため。
ブラケット照明も同じ理由ですが、お好みでお選び頂いてもよろしいかなと思います。
床はタイルカーペット
カーペットと聞くとダニやノミがくるのでは!?もしくは汚れてしまったら掃除が大変!?などマイナスなイメージを持たれている方も多いと思いますが、ご安心下さい!!
最近のタイルカーペットは部屋一面にカーペットを貼るのではなく、50cm×50cm間隔で切り貼りしていくものが多いです。つまり仮にどこか一部をコーヒーなどこぼして汚れてしまったとしてもそこだけ張り替えが効きます。
またかなり毛深いモサモサなタイルカーペットを選ばれない限り防ダニ加工のタイルカーペットになっているためご安心頂いてもよろしいかなと思います。
タイルカーペットにするメリットとしては防音です。やはり足音が響きにくいというメリットが大きいですね!特に神経質で眠りが浅い方などは足音でも目が覚めてしまうケースもあるかと思いますが、タイルカーペットの場合クッション性がありますので、防音としての役目を果たしてくれます。
また今回の睡眠の質を上げる話とは少しズレますが、タイルカーペットにすることで真冬の時期も足元が寒くならないため冷え性の方にもオススメです!コスト面でもフローリングを選ぶより安くなることが多いです。ただし安くなる条件としては2階に寝室がある場合の話です。
2階建ての場合1階に音が響きにくいように遮音マットという遮音性のあるマットを2階フローリング下に敷くことが多く1階のフローリング材よりコストが高くなる傾向にあります。ただしタイルカーペットの場合カーペット自体に遮音性があるため、わざわざ遮音マットを敷く必要はありません。そのためコストはタイルカーペットの方が安く収まるケースが多いのです。もちろん選ぶ床材やカーペットのランクによって左右されると思いますが、、、
まとめ+α
如何でしたでしょうか?恐らく1日の在宅時間の中で寝室で過ごす割合は多いと思います。より質の良い睡眠を取ることで、次の日の仕事にもいい影響を与えてくれるはずです。
ちなみに+αの情報として1点お伝えします。
寝室の室内温度による健康面についてです。睡眠の質を上げる話以前の健康面の話になるので+αとして書かせて頂きました!
イギリスで寒い家とその家に暮らす人の死亡率の関係について数十年にわたり調査を行った結果、室温が16℃以下の場合、お年寄りには呼吸器疾患や心血管疾患などの大きな健康リスクがあるなど寒い家の危険性を明確に指摘しております。
また室温を18℃以上に保てない賃貸住宅には改修・閉鎖・解体といった厳しい命令を下すこともできるとのことです。
驚きですよね!?(^-^;
海外の住宅ではそのようなリスクがあるのは明確に把握しているのですが、日本ではそのような室温規制はありません。
このブログをご覧の皆様は是非お建てになる住宅メーカーさんにUa値や断熱性能をご確認の上、室温18℃ほど保つことができるメーカーさんをお選び下さい!!(^^)!
以上です。住宅メーカーの選び方やいい住宅営業マンの紹介など全国的にさせて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせ、メッセージにてご連絡ご相談下さいませ!(^^)!
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