2021年度はここ数年で一番の住宅購入チャンスになるかもしれません。
住宅ローン減税13年の期間が2021年9月までの契約まで、そして2022年度には住宅ローン減税も改悪する見通し、グリーン住宅ポイントも2021年10月までの契約。
そして追い打ちをかけるように3月23日このようなニュースが出ました。
「火災保険、最長5年に短縮、22年度にも、保険料改定しやすく」
今回はこのテーマについて深掘りをしていきます。
火災保険の現状制度
まずは火災保険とは何か?について簡単にご説明させて頂きます。
マイホームを建てると皆様火災保険に加入いたします。強制ではありませんが、、、万が一大事な住まいが火事、落雷、水害、台風などの自然災害が起こって建物に損害を被った場合、保険金を受け取れるという制度です。
保険料に関しては住宅メーカーの中でも省令準耐火構造の建物であれば火災保険は10年契約で約30万円~50万円です。
火災保険の中身も様々で、建物にだけ保険をかけておくのか、もしくは家財まで保険をかけるのか、それとも地震保険まで加入しておくか?保険の種類やかけ方は様々です。
地震保険について詳しくは下記にも掲載しております。
今回の改善点とその理由
今回2022年度より変更になる点は火災保険への契約期間が10年から5年に短縮されるということです。
ではなぜこのようなことが起こったのか?と言いますと、昨今日本では自然災害が多発しているなかで契約期間を短縮して保険料の見直しを素早く反映できるようにするためです!!
という理由は表向きな話で、本音は保険料を引き上げしたいが、これ以上高くすると国民の反感を買いそうなので、5年に短縮することで保険料を曖昧にさせたかった!という理由だと思います。あくまで私の予想ですが、、、
地球温暖化により豪雨、大型の台風、洪水、地震、これらが起こる度に損保会社は負担を強いられるため、収支改善が主な目的でしょう!!
過去を振り返っても数年前までは36年間という超長期の契約も可能だった時代がありました。それが2015年に現行の10年契約に短縮、そして今回さらに5年という期間となり、保険料も増額していく流れとなっております。
これからは火災保険に頼らない災害に強い家が求められる時代になることは必須です!!
まとめ
火災保険料の改悪により2022年度以降にマイホームをご購入される方は5年毎に火災保険を更新する必要があります。そのたびに何十万円という保険料を支払わなければならないので、家計へのダメージも大きくなります。
冒頭にもお話しましたように2022年度から住宅ローン減税の改悪、グリーン住宅ポイントの契約期限、そして火災保険料の増額が見込まれるため、焦って一生に一度のマイホームを購入する必要は全くありませんが、今のうちに知識を習得しておくべきかなと思います。
是非ご参考にして頂けたら幸いです!(^^)!
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