大人気シリーズ?の第三段!(笑)
今回が完結編です!(^^)!
前回までのおさらいです!
- リビングにテレビを置くという概念がなくなる
- 南側にリビングを持ってくるという概念がなくなる
- 駐車スペースは各家庭1台になる
- 和室の文化は完全になくなる
- 家事動線という言葉は死語になる
3つ目の駐車スペースは各家庭1台になるというところまでご紹介させて頂きました。
今回は4つ目の和室の文化は完全になくなる!話と5つ目の家事動線という言葉は死語になる!
この2つについてご紹介いたします。
和室の文化は完全になくなる
日本人として少し寂しい気持ちではありますが、和室は恐らく10年後と言わず現在進行形で和室がなくなりつつあり、これからもっと加速していくでしょう!
こちらの記事でもご紹介させて頂いております(*^^*)
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上記の記事とは別に和室がなくなる理由をご紹介させて頂きます。
そもそも和室の使用用途を考えたときに、皆様和室をつくるとしたら何に使いますでしょうか?誰かが泊まりにきたとき?子供を寝かせるとき?子供の遊び部屋として?親との同居?そして、その和室の使用頻度はどのくらいでしょうか?
今マイホームをご計画される方々のご実家は和室があるのが当たり前の時代でしたので、まだ和室文化はもう少し続くかもしれませんが、それもあとしばらくであると思います。
その理由としては、、、
- SNS上で和室がいらない間取りが増えてきている
- 老後の一人暮らしがIOTやAIロボットの技術により充実するため 「親の介護、同居を見据えて和室が欲しい」という選択肢が少なくなる
- 建物金額が年々高騰し続け、延床面積の減少が起こる→その結果使用頻度が低く、坪数をグッと抑えられる和室という部屋がなくなる可能性は高い
- 今後国が目指すコンパクトシティが実現していくと、都心に人が集まり利便性の良い土地での価格が高騰。結果予算の面から広い土地が望めなくなり、より限られた敷地の中で間取りを検討することになる。
- 自動運転の発展により来客で人が泊まるということが少なくなる(夜遅くなったり、お酒を飲んでも自動運転車が送迎してくれる)
そのほかまだいくつか理由はありますが、上記のような理由により今後和室が必要ではなくなっていくかと思います!
ただ和室の部屋自体はなくなるかもしれませんが、日本人の血を引く皆様は和室が落ち着くという方も多いと思います。私がそうです!!(笑)
私は旅行に行く際は必ずベッドのある部屋でなくお布団を敷いて寝られる和室の部屋を予約します!(笑)
そのような方もいらっしゃるとは思いますので、和室の部屋をつくるというより昔ながらの旅館に近い和の家を建てたいという方、もしくは寝室を和室にする!という方も増えてくるような気はします!!
家事動線という言葉が死語になる
今では常識となっている家事動線という言葉。
何をすることを家事動線と呼ぶのか?皆様のお考えは様々であると思いますが、ここで伝えたいことは間取りを考える上での優先順位として家事動線を意識するという必要はなくなるかもしれません。
そもそも家事動線という言葉が生まれた時代はまだ食洗機もなければ、お風呂の自動沸かし機能もなく、ルンバなどの自動お掃除やコードレス掃除機もなく、ドラム式洗濯乾燥機や私の大好きな幹太くん(ガス衣類乾燥機)もない時代です。
確かに今より家事代行家電が充実していなかった時代にはとても大事な動線であったと思います。
もちろん今の時代でも家事動線は大事であると思いますが、考えてみると20~30年前と比べると家事がかなり楽になったと思いませんか?それと同時に家事動線が大事という固定観念だけが独り歩きしてもはや何をどうしたら家事動線が良いのか!?きちんとお答えできる方は少ないのではないでしょうか?
これからもっとITの時代が加速するとますます家事動線を意識する必要はなくなってくると思います!
例えばGoogleのgoole home、amazonのAlexa、appleのhomepodなど今ですら様々なIotが私達の周りに散りばめられております。
この進化がさらに進んでいくと、どうなるのか?
例えば冷蔵庫とIotが結び付くと冷蔵庫のストック品が少なくなってくると自動で感知し、スマホにお知らせします。さらにそこから事前に購入サイトを登録しておくと、スムーズに購入できます。
こちらはすでにHITACHIがすでに開発しており、スマートストッカーといいます。
〔出典:HITACHI〕
さらに数年後にはドローンがその商品を運んでくれます。これが買い物という家事の負担を減らしてくれます。料理の面ではすでに今オート調理というものがあります。スマホとガスコンロがIotで繋がっており、スマホから料理したいメニューを選ぶだけで、レシピを教えてくれたり火加減調整までしてくれます。例えばカレーを煮込むとき普通なかなかキッチンから離れられないですよね?自動調理機能があるとキッチンから離れたとしても問題ありません。その間ほかの家事ができるため、時短に繋がります。
10年後はこの自動調理もますます加速していくことで、三ツ星レストラン並みの料理を自動でつくってくれる時代がきます。
「アレクサ!ミシュラン3つ星レストランのレ・プレ・ドュジェニーをつくって」みたいな!(笑)
そんな時代がくるかもしれません!!(^^)!
さらにスマホと洗濯機、スマホとお風呂、スマホとお掃除ロボットなど様々な家電を繋がってきているため、自分達がする家事というものは非常に少なってくることは間違いありません!
家事はするものでなく、スマホで指示する時代になります!
すると家事を意識した家事動線などは必要なくなり、今世に出ている間取りは10年後には全く参考にならないかもしれませんね!(^^)!
まとめ
如何でしたでしょうか?
10年後のことはわからないことがほとんどですが、少なからず当たっていることもあるかと思います。(笑)
この2020年から2030年までは今までと比べ物にならないくらい時代のスピードが速くなります。本当にドラえもんの世界がより現実的になっていきます!なかなか10年後を見据えての間取り作成というものは、難しいところもあるかと思いますが、少しでもご参考にして頂けたら嬉しく思います!(^^)!
今回参考にした本です。
是非ご覧下さいませ。
2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ [ ピーター・ディアマンディス ] 価格:2,640円 |
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